トップページ > よくあるご質問
よくあるご質問
1. 基礎知識に関するQ&A
Q1.自動車リースの仕組みについて簡単に説明して下さい。
自動車リースを一言で表現すれば、「自動車を特定のユーザーに、一定期間・一定の料金で賃貸すること」であり、ユーザーは「所有権は得られないが購入した場合と同様に使用することができる」と言えます。
Q2.自動車リースの種類と内容について教えてください。
自動車リースの種類は、大きく分けて(1)ファイナンスリースと(2)メンテナンスリースの2種類に大別されています。
- ファイナンスリース方式(Finance Lease)
リース会社は車両および税金・保険関係費用のみを負担し、車両の維持管理に要する費用は使用者が負担する方式です。- メンテナンスリース方式(Maintenance Lease)
車両・税金・保険費用のほかに車両の維持管理に関する一切の費用、例えば点検整備・一般修理・車検整備・代車提供などをリース会社が負担する方式です。Q3.リースとレンタルの違いは?
リース レンタル 使用目的 計画的使用・長期継続利用 一時的使用・短期集中利用 所有者 リース会社名義 レンタカー会社名義 使用者 ユーザー名義 レンタカー会社名義 ユーザー 特定ユーザー 不特定多数 ナンバープレート 所有車両と区別なし 「わ」または、一部地域は「れ」 車両 要望車種をその都度調達 一定在庫から選択 車両保管場所 ユーザーが確保 レンタカー会社が確保 中途解約 原則として不可 車両返却により可 特別仕様 ユーザーの要望どおり可 原則として不可 利用料金 安い(年間常時使用を前提としており月額では割安) 高い(年間の稼働率によって算出されるため月額では割高) 車両維持管理 契約内容により貸主(リース会社)が費用を負担 すべてレンタカー会社にて完全整備を実施 法廷耐用年数 乗用車6年・トラック4〜5年 乗用車・トラック共3年 Q4.リースと購入の違いは?
リース 購入 車両代金 使用料として支出 購入代金として支出 諸税・保険料 月額リース料に含まれる 一時的出費 所有権取得 不可(期間満了後車両返却) 可(割賦は所有権留保) 経理処理 リース料を経費として損金計上処理 車両運搬具として資産計上し償却 車両維持管理 メンテナンスリースの場合、リース会社で実施 すべてユーザーサイドで実施 Q5.自動車リースの契約期間は、通常どのようにして決められますか?
リース物件の経済耐用年数、使用者側の希望、リース会社の都合などの兼ね合いで決められます。
乗用車・バン・トラックなどは通常3年〜4年が多かったのですが、最近は5年が多くなっています。
大型車や特装車などの場合は、車両価格が高く、また経済耐用年数が法定耐用年数にくらべて比較的長いため、4年〜6年という契約が一般的です。
中古車リースの場合は、車両性能上の問題、メンテナンス料金との兼ね合いから、1年〜2年の比較的短期契約が多い。Q6.リース期間の開始日は、どの時点を言うのでしょうか?
リース期間は通常、月数単位で契約されますが、その開始日は車両登録日(登録日起算)となります。
車両は登録されナンバーがついてから使用可能なわけですから、この日をすべての基準とする考え方です。Q7.リース車に指定色塗装などの特別仕様あるいは特別架装をすることは可能ですか?
車両にユーザー要望の特別仕様・特別架装を加えることは、それがリース商談に際し、あらかじめ契約要件としてリース料算定時に明確となっており、車両保安基準および関係法令に抵触しない内容であれば、可能です。